研究課題
若手研究(B)
細胞の恒常性を維持する生体防御維持機構である小胞体ストレス応答を司る転写因子ATF6は小胞体ストレスを感知し、小胞体からゴルジ体へ移行し切断を受けて活性化する。この移行を制御するタンパク質を同定・解析するために、本研究ではメダカ雑種一代目を用いた順遺伝学法を開発することを目的とした。実験の結果、当初計画していた雑種一代目の産生の効率が想定よりも低かったため、現在この系の改良を進めるとともに、相同組換えを頻発する遺伝子変異を利用したスクリーニング系の立ち上げに取り組んでいる。
細胞生物学