研究課題
若手研究(B)
魚類の多様な繁殖様式を担う配偶子幹細胞の研究において、配偶子幹細胞と分化を開始した細胞を識別するための分子マーカーの同定は必須である。そこで、本研究では、精子形成のもととなる精原幹細胞に着目し、ニジマスを用いて、その分子マーカーの同定を試みた。その結果、精原幹細胞のマーカーとして、3種類の転写産物を同定することに成功した。本研究で得られた成果は、魚類において、配偶子幹細胞の研究を行う上で基盤となることが期待される。
基礎生物学・発生生物学