糸状菌の菌糸の生長速度が一定ではなく、早い遅いを繰り返していることが判明した。細胞内カルシウムイオン濃度の変化を蛍光によりライブイメージングすることに成功し、周期的なパルスを発見した。カルシウムイオンチャンネルがそのパルスに必要であることから、細胞外からのカルシウムイオンの一時的な流入が起きることが示された。そして、菌糸先端のアクチンの重合、エキソサイトーシス、カルシウムの流入が周期的に起きること、それらが同調していることが示され、論文として公表した (Takeshita et al PNAS 2017)。
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