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2017 年度 研究成果報告書

根圏呼吸の定量化を目指して:樹木細根ー菌根菌間相互作用の実態と機能解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K18719
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 森林科学
研究機関信州大学 (2016-2017)
国立研究開発法人 森林総合研究所 (2015)

研究代表者

牧田 直樹  信州大学, 学術研究院理学系, 助教 (40723086)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード森林 / 細根 / 呼吸 / 菌根菌
研究成果の概要

本研究は、樹木細根‐菌根菌相互作用の実態と機能を解明するため、細根生理特性に影響を及ぼす菌根菌の探索と根圏呼吸の野外観測を行った。菌根菌の感染の有無は、根呼吸速度を変化させ、炭素交換機能を高めることが明らかとなった。また菌根菌の感染は、根の形態特性を変化させ、資源獲得に最適な形態を形成させることが示された。さらに感染の率は、それらの影響の度合いを左右するということもまた示唆された。以上より、菌根菌との相利共生は、樹木の生理機能を高める重要な役割を担っており、森林の炭素フローを評価する上でも、必要不可欠な要素であると考えられる。

自由記述の分野

森林科学

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公開日: 2019-03-29  

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