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2017 年度 研究成果報告書

EGFRシグナル伝達系の活性化増強機構の解明によるウシ卵子の発生能向上

研究課題

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研究課題/領域番号 15K18768
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 動物生産科学
研究機関東京農工大学

研究代表者

杉村 智史  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 特任准教授 (00728454)

研究協力者 Gilchrist Robert B  ニューサウスウェルズ大学, 特任准教授
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードEGFR / cAMP / 卵子分泌因子 / 卵丘細胞卵子複合体 / ウシ
研究成果の概要

EGF受容体(EGFR)シグナリング伝達系の活性化増強は卵子の発生能獲得において重要であるが、その機序については詳細になっていない。本研究で経腟採卵に先駆けたFSH投与が卵子の発生能を向上させること、これには、EGFRシグナリングの活性増強が関与していることをRNA-seqにより明らかにした。体外でFSH投与を模倣するため、FSHのセカンドメッセンジャーであるcAMPモジュレーターで卵丘細胞卵子複合体を前培養したところ、EGFRシグナリングの増強と、卵子の発生能向上が認められた。以上、EGFRシグナル伝達系の活性化増強にはcAMPが関与していることが示唆された。

自由記述の分野

動物生殖学

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公開日: 2019-03-29  

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