研究課題
若手研究(B)
猫の鼻腔リンパ腫は治療に反応し長期生存する症例が存在する一方で、1年以内に死亡する短期生存症例が存在する。そのような背景より猫のリンパ腫において放射線および化学療法感受性に関連する因子を探索した。ある細胞株では放射線および1種の化学療法に抵抗性であり、複数の放射線療法や化学療法感受性に関わるとされる遺伝子発現に変化を認めた。また長期生存群および短期生存群の症例由来の腫瘍組織を用いた比較においては、発現の差を認める遺伝子が19種類抽出された。
腫瘍内科学