研究課題
若手研究(B)
プロスタグランジン(PG)E2合成酵素の遺伝子欠損マウスを用い、感染ストレス時にはPGE2の体温上昇刺激と同時に中枢性に働く体温低下作用をもつ内因性因子が存在し、この因子の作用する機構の一部が少なくともエストロゲンに感受性をもつことを明らかにした。また、組織特異的なインターロイキン1Ⅰ型受容体(IL-1R1)の遺伝子欠損マウスを用い、末梢からの感染刺激が中枢に伝達される際には血管内皮細胞に存在するIl-1R1が重要な働きをもつことを示した。
神経内分泌