研究課題
若手研究(B)
土壌中で複数種のアンモニア酸化細菌が共存する仕組みを解明するために、固体表面と液体培地で2株のアンモニア酸化細菌の競合培養試験を行った。固体表面と液体培地では、異なる株が競争優位となることが明らかになった。この結果は、土壌粒子表面と土壌溶液では異なるアンモニア酸化細菌が棲息することを示唆しており、その棲み分けが自然環境中で多種共存を可能とする要因のひとつであると考えられる。
微生物生態学