アルツハイマー病関連ペプチドによる早期生化学診断法の開発

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15K18854
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 生物系薬学
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 羽田 沙緒里 北海道大学, 薬学研究院, 助教 (40581012)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: アルツハイマー病 / バイオマーカー

研究成果の概要

患者数の増加が問題となっているアルツハイマー病（AD）は、脳内において病態変化が起こってから認知症を発症するまでの期間が長く、発症予防や根本的治療法の開発のためには発症前あるいは発症初期段階で脳内の病態変化を捉えられる方法を確立することが重要である。本研究はAD関連ペプチドであるp3-Alcの中で、ADの病態変化を感度良く反映しうる分子種の同定を行い、その分子種の定量系の構築を行った。またAD患者検体を用いた解析を行い、p3-Alcの早期診断マーカーとしての有用性を検証した。

自由記述の分野

神経科学