研究課題
若手研究(B)
アルツハイマー病は原因不明の疾病で完治が不可能であるため、症状の進行を遅らせるための薬の開発が数多く行われており、複数のアルカロイドの有効性が報告されている。本研究では、ヒガンバナアルカロイドとキノリチジンアルカロイドに注目し、効果的なアルツハイマー病治療薬を創り出す基盤として、キノリチジンアルカロイド生合成遺伝子を過剰発現した毛状根培養系を確立し、さらに、ヒガンバナ科植物の球根りん片からアルカロイド生産植物内生菌を単離することができた。
天然医薬資源学