研究課題/領域番号 |
15K18890
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研究機関 | 星薬科大学 |
研究代表者 |
平澤 祐介 星薬科大学, 薬学部, 講師 (90434183)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | Leuconotis / Tabernaemontana / アルカロイド / オートファジー |
研究実績の概要 |
インドネシア産キョウチクトウ科Leuconotis griffithiiを素材として成分研究を行った結果、4種の新規ビスモノテルペンインドールアルカロイドの分離に成功し、それらの構造を各種二次元NMRおよび化学変換により明らかにした。2種の化合物についてはがん細胞においてオートファジーによる細胞死を示すことを明らかにした。残る2種については今後、活性評価の検討を行う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
キョウチクトウ科Leuconotis griffithiiを素材に4種の新規アルカロイドの分離に成功し、2種の生物活性を評価した。現在さらなる研究素材としてTabernaemontana divaricataの検討を行っており、新たな知見が得られるものと考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
Tabernaemontana属植物の成分検索を活発に行い、新規多量体アルカロイドの単離、構造解析を進めていく。既に単離している新規アルカロイドについては詳細な活性評価ならびにメカニズムの解明を行う。
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