DNFB(dinitrofluorobenzene)による接触性皮膚炎はPGIS KOマウス、mPGES-1 KOマウスともに抑制された。次に、DMBA (7,12-dimethylbenz[a]anthracene)およびTPA (12-O-tetradecanoylphorbil-13-acetate)による皮膚発がんについて検討したところ、mPGES-1 KOマウスでは顕著に抑制された。一方、mPGES-1に加えてPGISも欠損させたPGIS/mPGES-1 DKOマウスではmPGES-1単独の遺伝子欠損マウスと比較して発がんが促進された。
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