研究成果の概要 |
ヒト乳癌の脳、肺、骨転移の病理組織標本を入手し、免疫染色を行った。通常のER, PR, HER2, Ki-67のほか、エストロゲン合成酵素についても検討し、原発巣が入手できた症例については、原発巣と転移巣の比較を行った。本結果は第104回病理学会総会にて口頭発表している。In vitro実験はラットのアストロサイト、ヒトのアストロサイトの培養細胞を用いて、ヒト乳癌培養細胞との共培養を行い、RNAやサイトカインの抽出を行い、microRNA microarrayおよびサイトカインアレイを行った。増殖能や遊走能についても検討した。ここから主要なRNA, microRNAについて、追加検討している。
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