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2016 年度 実施状況報告書

MR-proADMによる生活習慣病を主因とする慢性臓器障害の検出

研究課題

研究課題/領域番号 15K19185
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

小山 晃英  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40711362)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードMR-proADM / 臓器障害
研究実績の概要

本研究は、平成20年度より前向き調査として継続追跡しているコホート集団を対象として、MR-proADMと生活習慣病を主因とする慢性臓器障害との関連の有無を横断的および縦断的に解析し、新規血中バイオマーカーとしてMR-proADMの有用性を検討する。
2016年度には、5年前にベースライン調査を実施した1326名の二次調査を実施した。測定する検体の数と解析に用いるデータは、順調に集められている。血液検体は、これまでの検診で採取して-80℃で凍結保存してある。MR-proADMなどの検体測定については、ドイツにある機関で測定を行う予定である。
臓器障害の指標となる炎症マーカーの測定、心血管障害(末梢血圧、中心血圧、脈波伝播速度)、腎障害(尿タンパク、eGFR)、代謝障害(血糖/HbA1c、血中脂質、内蔵脂肪面積)に関する測定は、順調に行われている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

MR-proADMの測定が、ドイツにある機関でのみ測定できる技術であり、その機関への検体輸送と測定が、当初の予定より時間がかかることとなったため。

今後の研究の推進方策

継続的にドイツでの検体測定機関と連絡を取り、検体測定を進め、解析を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

MR-proADMの測定が、ドイツにある機関のみ測定できる技術であり、その機関への検体輸送と測定が、当初の予定より時間がかかることとなったため。

次年度使用額の使用計画

MR-proADMの測定費用、解析及び研究結果の報告に用いる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] コホート研究から考えるホスピタリティ・マネジメント -ゲノムから社会環境におよぶビッグデータの還元-2016

    • 著者名/発表者名
      小山晃英
    • 学会等名
      第25回 日本ホスピタリティ・マネジメント学会
    • 発表場所
      日立目白クラブ(東京都新宿区)
    • 年月日
      2016-08-07 – 2016-08-07
    • 招待講演
  • [図書] 神経内科2016

    • 著者名/発表者名
      小山晃英、渡邊能行、栗山長門
    • 総ページ数
      85
    • 出版者
      科学評論社

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公開日: 2018-01-16  

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