子宮頸がんの放射線治療における外部照射と腔内照射の高精度な合算線量評価システムを構築した。まず、今研究で使用する非剛体レジストレーション(DIR)の精度評価を行える可変型女性骨盤ファントムを開発した。そのファントムを用いて二種類のDIR手法(画像強度ベースDIRと画像強度と輪郭情報を使用するhybrid DIR)の画像変形精度を評価し、hybrid DIRが高い精度で画像変形できることを明らかにした。また、その同じファントムを用いて実際に合算線量評価の精度検証も行い、hybrid DIRが高い精度で合算線量評価が可能であることが分かった。
|