安全で高精度な3次元画像誘導小線源治療の提供、均てん化を目指すために、医学物理の観点から、主要な品質保証項目である線源位置、線源強度、線量分布の品質保証手法を確立した。本研究で開発した品質保証ツールを「画像誘導小線源のアプリケーター内停止位置の検査方法および検査具」という発明名称で特許出願(特願2015-079160)し、商品化した。Ir-192における3D-IGBTの照射精度を定量的に計測するQA手法とQAファントムが存在しなかったため、全国の小線源治療ユーザが行うQAの一助となりうる。がん拠点病院など対象とした郵送第三者評価法としても使用可能である。
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