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2015 年度 実施状況報告書

宇宙・地球環境要因を用いた重要疾患の増悪予測モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 15K19238
研究機関公益財団法人先端医療振興財団

研究代表者

西村 勉  公益財団法人先端医療振興財団, その他部局等, 研究員 (10447980)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード疾患天気予報 / 宇宙天気予報 / 予防医学 / 先制医療 / 環境医学
研究実績の概要

過去40年分の日毎、都道府県別、疾患別の死亡データ(人口動態調査データ)を厚労省から入手した。また、人口動態調査の調査項目を確認したところ、近年のデータでは、死亡した日だけではなく、時分のデータもあることが判明した。時分のデータがあれば、疾患の発生と環境要因の日内の前後関係を検証できることから、追加のデータを厚労省に要求した。日本国内で観測されている過去40年分の日毎の重力、地磁気、宇宙線、気象データを入手した。さらに、シューマン共振や宇宙天気予報に関するデータも解析に加えるために、宇宙天気予報の専門家やシューマン共振の専門家と打ち合わせを重ね、解析に加える環境要因を決定した。その上で、システム開発担当者と打ち合わせを行い、ウェブサイトから自動的に環境要因に関する情報を入手するためのシステムの仕様を決定し、システム開発の段階に入った。
ドイツの疾患天気予報の研究者とコンタクトをとり、解析方法について打ち合わせを行うことで合意した。
電子カルテ情報については、台湾の研究者と打ち合わせを行ったが、電子カルテのデータではなく、レセプトのデータがデータベース化されていることから、日本の研究で強い関連が見られた環境要因と疾患について、台湾のレセプトデータを用いて、再現性を確認してもらうことで合意した。また、日本において、家畜共済のデータベースが存在することから、家畜共済の診療所に勤務する獣医師と家畜共済のデータベースの利用の可能性について打ち合わせた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

統計解析担当者が他の業務が多忙なため、解析が少し遅れている。

今後の研究の推進方策

統計解析業務が少し遅れているため、統計解析業務を一部外注することで、研究の進捗を加速させることを考えている。

次年度使用額が生じた理由

1年目にシステム開発を委託する予定であったが、委託業務の仕様の決定が遅れたため、2年目に委託することとなったため。

次年度使用額の使用計画

1年目に予定していたシステム開発2年目に実施する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] NationalHealth Research Institutes (台湾)

    • 国名
      その他の国・地域
    • 外国機関名
      NationalHealth Research Institutes

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公開日: 2017-01-06   更新日: 2022-03-01  

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