研究課題/領域番号 |
15K19251
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 京都大学 (2016-2017) 国際医療福祉大学 (2015) |
研究代表者 |
田中 満崇 京都大学, 工学研究科, 特定研究員 (80647264)
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研究協力者 |
井上 健一郎 静岡県立大学, 看護学部, 教授 (20373219)
高野 裕久 京都大学, 工学(系)研究科, 教授 (60281698)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | アレルギー / 臭素系難燃剤 / 微量曝露 |
研究成果の概要 |
臭素系難燃剤(BFRs)は様々な物質に使われているが、アレルギー増加の一環境要因の可能性への検討は未知である。そこでBFRsの微量曝露がアトピー性皮膚炎モデルマウスに及ぼす影響を評価した。NC/Ngaマウスの耳介腹側に、ダニ抗原(Dp)を複数回皮内投与し、BFRs(DE71/DE79)を複数回腹腔内に曝露した。その後、経時的に耳介厚と皮膚炎の重症度を評価し、末梢血や耳介局所中のタンパク質の定量を行った。Dp投与により IgE抗体価は上昇し、BFRs曝露により悪化傾向を示した。また、耳介局所中の各種アレルギー関連因子についても同様の傾向を示し、特に、発症早期に症状を悪化させる可能性が示された。
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自由記述の分野 |
免疫応答
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