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2017 年度 研究成果報告書

脂肪酸摂取からの認知機能低下予防-インスリン抵抗性・炎症の制御機構を介して

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19253
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

研究代表者

大塚 礼  国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, NILS-LSA活用研究室, 室長 (00532243)

研究協力者 西田 裕紀子  国立長寿医療研究センター, 老年学・社会科学研究センター・NILS-LSA活用研究室, 研究員 (60393170)
丹下 智香子  国立長寿医療研究センター, 老年学・社会科学研究センター・NILS-LSA活用研究室, 研究員 (40422828)
富田 真紀子  国立長寿医療研究センター, 老年学・社会科学研究センター・NILS-LSA活用研究室, 研究員 (40587565)
中本 真理子  徳島大学, 大学院・医歯薬学研究部・栄養科学部門, 助教 (40722533)
加藤 友紀  愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授 (20329650)
安藤 富士子  愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授 (90333393)
下方 浩史  名古屋学芸大学, 大学院・栄養科学研究科, 教授 (10226269)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード脂肪酸 / 認知機能 / 縦断研究 / インスリン抵抗性
研究成果の概要

地域住民を対象とした縦断研究から、インスリン抵抗性や炎症を介して増悪する認知機能低下を脂肪酸摂取が抑制するかを明らかにすることを目的とした。解析の結果、①炎症状態よりも糖代謝レベルが知能・認知機能の低下と強く関連し、②脂肪酸摂取や血中脂肪酸濃度は、代謝異常を介した認知機能低下を抑制しなかった。③糖代謝や肥満と知能・認知機能の関連には、脂肪酸よりも、身体活動量や喫煙習慣、高血圧既往の有無が強く影響した。
このことから、脂肪酸摂取により代謝異常を介して悪化する認知機能低下を抑制することは難しく、一方で、糖代謝や肥満予防に資する適切な栄養(脂肪酸)摂取が認知症予防に対し重要であることが示唆された。

自由記述の分野

疫学

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公開日: 2019-03-29  

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