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2016 年度 研究成果報告書

合成カンナビノイド依存モデルマウスの構築と依存形成因子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19272
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 法医学
研究機関名古屋大学

研究代表者

財津 桂  名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (30700546)

研究協力者 林 由美  名古屋大学, 大学院医学系研究科, 助教
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードメタボローム解析 / 遺伝子発現解析 / 合成カンナビノイド / 分析化学
研究成果の概要

「危険ドラッグ」として乱用が拡大し、急性中毒事故等が発生している「合成カンナビノイド」の一つであるAM-2201を長期連続投与したマウスの大脳等について、内因性代謝物の総体解析であるメタボローム解析ならびに遺伝子発現解析を実施した。メタボローム解析の結果、急性中毒時に観察されていたエネルギー代謝の擾乱が長期投与後にはコントロールのレベルに近づいていることが明らかとなった。また、エネルギー代謝に関連する遺伝子の発現も長期投与後に有意差が観察されなかった。以上の結果、長期投与によって薬物耐性が生じ、合成カンナビノイドによって誘引されるエネルギー代謝の擾乱が収束していることが示唆された。

自由記述の分野

法中毒学

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公開日: 2018-03-22  

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