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2017 年度 研究成果報告書

インスリン抵抗性によるアルツハイマー病増悪機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19279
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関千葉大学

研究代表者

泉尾 直孝  千葉大学, 大学院医学研究院, 日本学術振興会特別研究員(PD) (50722261)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードアルツハイマー病 / 糖尿病 / インスリン抵抗性 / 行動解析
研究成果の概要

アルツハイマー病 (AD) の危険因子であるインスリン抵抗性のADに対する作用について、モデルマウスを用いて検証した。変異インスリン受容体のノックインマウスと、ADモデルマウスを掛け合わせ、インスリン抵抗性ADモデルマウスを作製し、その表現型を調べた。このマウスは、老人斑の蓄積に影響を与えなかったが、行動解析により長期記憶の低下・不安の欠如・抑うつといった神経精神症状を呈することを明らかにした。オメガ-3脂肪酸は特に抑うつ症状について顕著な効果を示すことが明らかとなった。これらの成果は、ADの予防・治療戦略の開発に貢献するものと考えられる。

自由記述の分野

神経老化薬学

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公開日: 2019-03-29  

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