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2016 年度 研究成果報告書

肝硬度測定を用いたC型肝炎治療後の発癌リスク診断法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19290
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関横浜市立大学

研究代表者

留野 渉  横浜市立大学, 附属病院, 助教 (00644957)

研究協力者 斉藤 聡  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードC型慢性肝炎 / 肝硬度 / MRエラストグラフィ / SVR後発癌
研究成果の概要

インターフェロンを用いない経口薬で治療を行ったC型慢性肝炎52例について治療前後にMR elastographyで肝硬度を測定した。肝硬度の中央値は治療前3.69kPa、治療終了時3.01kPa、終了6か月後2.59kPaと経時的に改善した(p<0.0001)。治療前と比べ終了6か月後に48症例(92.3%)で肝硬度は改善、しかし少数ながらウイルス排除(sustained viral response:SVR)を達成しても肝硬度の増悪を認める症例が存在することを見出した。ウイルス排除後に肝硬度改善が乏しい症例の特徴を解析する事で、SVR後発癌の高危険群の囲い込みに応用できる可能性がある。

自由記述の分野

ウイルス性肝炎

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公開日: 2018-03-22  

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