対象者に握力、歩行速度、バイオインピーダンス法を用いた筋量測定を行い、AWGSのアルゴリズムにてサルコペニアの判定をした。各種の採血検査を行い関連について検討を行った。 サルコペニア群では、身長・体重、認知機能・生活活動が低値であった。採血上では、総コレステロール、HDL、アディポネクチンの上昇を認めた。ロイシン、総アミノ酸・EAA・BCAAの低下を認めた。 10名のサルコペニア患者に6ヶ月間のロイシン含有食品摂取(2400mg/日)を行うも身体計測値に関して有意差は認めなかった。リスクの高い患者が6ヶ月間の変化を認めなかったことより一定の効果は認めている可能性がある。
|