研究課題/領域番号 |
15K19299
|
研究機関 | 明治国際医療大学 |
研究代表者 |
福田 晋平 明治国際医療大学, 鍼灸学部, 助教 (30641998)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | パーキンソン病 / 鍼治療 / ストレス / 唾液 / コルチゾール / クロモグラニンA |
研究実績の概要 |
研究のpilot studyとして、パーキンソン病患者のストレス軽減に対する効果を検討するために、22名のパーキンソン病患者を対象に唾液アミラーゼを指標として鍼治療を行った。その結果、鍼治療の直後に唾液アミラーゼ値が有意に低下し、鍼治療の本疾患に対するストレス軽減の可能性が示唆された。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
大学内の事情によって、研究拠点が変更となった。このため、引越し作業等で研究が中断したために研究計画に遅れがでている。
|
今後の研究の推進方策 |
本実験の患者リクルートを患者会や大学附属病院神経内科外来で始めている。平成28年度7月までに患者のリクルートを終えて研究を開始し11月までに研究期間を終了し、データを解析する予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
研究実施の拠点が定まらなかったことにより、研究開始が遅れている。このため、ストレス関連物質の解析が行えなかったために前年度の使用額が予定よりも少なくなっている。
|
次年度使用額の使用計画 |
ストレス関連物質(アミラーゼ、クロモグラニンA、コルチゾール)の解析費用として使用する予定である。
|
備考 |
本疾患に対する鍼治療効果の啓蒙活動としてホームページを作成している。患者リクルートと研究結果を掲載する予定である。 HP名:「パーキンソン病に対する鍼灸治療について」 http://acupuncture.sakura.ne.jp
|