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2016 年度 研究成果報告書

癌と線維芽細胞のクロストークにおけるエクソソームの役割

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19326
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

林 義人  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (80647123)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード癌関連線維芽細胞 / 癌微小環境
研究成果の概要

本研究は、癌細胞が線維芽細胞を活性化し癌関連線維芽細胞様の形質を誘導すること、その活性化機構に癌細胞から分泌されるエクソソームが重要であることを明らかにすることを目的とした。細胞株と免疫不全マウスを用いた検討により、p53機能欠損大腸癌細胞との共在により線維芽細胞が活性化され、VEGFの分泌が促進することで腫瘍増大をきたすことを示した。また、p53機能欠損大腸癌細胞から分泌されるエクソソーム中に含まれ線維芽細胞を活性化するマイクロRNAを同定した。本研究により癌細胞から分泌されるエクソソームやマイクロRNAが新規治療標的や有効なバイオマーカーとなりうる可能性が示唆された。

自由記述の分野

消化器癌

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公開日: 2018-03-22  

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