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2017 年度 研究成果報告書

高脂肪食とクローン病感受性遺伝子LRRK2の相互作用によるIBD発症機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19347
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関北里大学

研究代表者

川上 文貴  北里大学, 医療衛生学部, 講師 (50511896)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード炎症性腸疾患
研究成果の概要

本研究では、炎症性腸疾患のリスク遺伝子であるLRRK2と高脂肪食の相互作用による腸炎発症メカニズムを解析した。消化管におけるLRRK2の発現分布を解析したところ、LRRK2はおもに大腸の粘膜固有層および筋層間神経叢に局在することが分かった。次に、腸管透過性を比較した結果、高脂肪食摂取群とLRRK2ノックアウトマウス(LRRK2-KO)で腸管透過性が有意に低くなった。さらに、DSSとTNBSによる大腸炎を比較したところ、高脂肪食摂取群で炎が軽減される傾向にあり、LRRK2-KOではDSS腸炎が悪化した。これらのことから、LRRK2は腸管自然免疫に関わることが分かった。

自由記述の分野

病態生化学

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公開日: 2019-03-29  

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