研究課題
若手研究(B)
本研究課題の目的は、腸内細菌叢と腎臓病の関連を解明し、その成果から腎臓病に対する新たなバイオマーカー候補を同定することである。近年、細菌叢と様々な疾患の関連が注目されている。腎臓病と細菌叢の関連についてもその解明が望まれている。急性腎障害モデルマウスを作成し、細菌叢の変化を16S rRNA解析により解析し、腎臓害で変化する細菌群を同定した。上記研究成果は、新たな急性腎障害における腸内環境が変化することを示唆している指標として現在、菌の同定とその意義の詳細な検討をすすめている。
臨床検査医学