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2016 年度 研究成果報告書

多系統萎縮症における早期診断マーカーの開発:神経回路解析を中心に

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19484
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経内科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

原 一洋  名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (80748369)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード多系統萎縮症 / 認知機能 / 脳内回路解析
研究成果の概要

多系統萎縮症(MSA)では早期から認知機能低下を認めうることが指摘されている.ただその病態は十分に分かっていない.そこで明らかな認知機能低下を認める症例を含めたMSAに脳容積、脳内回路解析を認知機能別に施行、健常群と比較し萎縮、脳内回路障害の有無を確認しMSAにおける認知機能からの早期診断マ-カ-の開発を行った.
結果:疾患群では健常群と比較し認知機能が有意に低下していたが萎縮部位は小脳主体で大脳皮質は保たれていた.一方認知機能低下群で広範な脳内回路障害を左優位の脳梁に認めた.以上からMSAでは萎縮より解剖学的脳内回路の変化が出現しており、認知機能低下に関連している可能性が示唆された.

自由記述の分野

神経内科学

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公開日: 2018-03-22  

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