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2017 年度 研究成果報告書

rafts病としてのギランバレー症候群の病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19500
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経内科学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

植田 晃広  藤田保健衛生大学, 医学部, 准教授 (20600703)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードGuillain-Barre syndrome / anti-GM1 antibody / neutral sphingomyelinase / sphingomyelin / lipid rafts
研究成果の概要

軸索障害型Guillain-Barre症候群(GBS)の患者血清中に抗GM1抗体が検出されることがある。しかし、抗GM1抗体の出現とGBSの病態の関連は、完全には解明されていない。我々は、抗GM1抗体が、神経系培養細胞の細胞膜上の、中性スフィンゴミエリナーゼ(nSMase)の活性と量を減少させ、神経細胞膜のスフィンゴミエリンが増加することを見出した。また、神経系培養細胞からのエキソソームの分泌も減少していた。抗GM1抗体が、神経系培養細胞の細胞膜の脂質組成を変化させ、エキソソーム分泌量を減少させるという観点から、GBSの病態に新たな知見を加え、今後の治療法に示唆を与える研究成果である。

自由記述の分野

神経内科学

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公開日: 2019-03-29  

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