2016 年度研究成果報告書

骨髄増殖性腫瘍における重複遺伝子異常の意義及び急性転化メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号	15K19554
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	血液内科学
研究機関	宮崎大学
研究代表者	亀田拓郎宮崎大学, 医学部, 医員 (30468029)
研究期間 (年度)	2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード	骨髄増殖性腫瘍 / 急性転化 / JAK2
研究成果の概要	遺伝子改変マウス、レトロウイルスベクターによる遺伝子導入法、骨髄移植法などの材料・手法を用いて、JAK2変異（JAK2V617F）、TET2欠損、CBFb-MYH11融合遺伝子の遺伝子異常を2重～3重で有するマウスモデルを作成した。「JAK2変異＋TET2欠損」、「JAK2変異＋CBFb-MYH11融合遺伝子」の2重異常モデルでは急性転化は生じなかった。つまり、JAK2変異骨髄増殖性腫瘍の急性転化には2つ以上の付加的異常が必要である。上記遺伝子異常の3重異常モデルを作成し解析に着手した。
自由記述の分野	血液内科学