研究課題
若手研究(B)
本研究は、関節リウマチ(RA)の新規免疫抑制剤の開発に目指して、ストア作動性カルシウムチャネル(CRAC)の阻害薬(低分子化合物(YM-58483)、抗体製剤、核酸製剤)を患者由来免疫細胞や患者関節組織が移植されたヒト型RAモデルに投与し、T細胞やB細胞における免疫抑制効果や、破骨細胞における溶骨効果の抑制などの免疫抑制効果が確認できた。本研究結果により、CRAC阻害剤は、多標的の新規免疫抑制薬として、RAの治療アプローチに期待される。
薬理学