研究課題
若手研究(B)
肺炎球菌肺炎におけるMSCsの抗炎症作用としての役割について検討した。骨髄由来マクロファージにおいては、MSC培養上清添加し、TLR2,9,4リガンドの刺激により、炎症性サイトカインの抑制、抗炎症性サイトカインの上昇がみられた。肺炎球菌感染モデルマウスにおいては、MSC投与により気管支肺胞洗浄液、肺において好中球数、炎症性サイトカイン、肺炎球菌の菌量等の抑制がみられた。以上によりMSCsは肺炎球菌肺炎において治療介入となる可能性が示唆された。
感染症、呼吸器内科