大径(8mm) curved balloonの機能性(拡張径、屈曲角度)の確保および安全性(deflationの可否、抜去の可否)をブタ生体内で確認した。また、屈曲血管ではstraight balloonは容易にスリップするのに対し、curved balloonでは屈曲形態に固定されスリップを生じなかった。屈曲病変に対してのCurved balloon を用いたステント留置では、straight balloonによるステント留置では、大弯側に突出が、小弯側に圧着不全が生じ、狭窄の解除が達成されなかったが、curved balloonで後拡張を行うことにより、二つの問題は解決し狭窄も解除された。
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