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2016 年度 研究成果報告書

紫斑病性腎炎の発症病態解明:Tregを介した糖鎖不全IgA1産生機序と受容体解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19624
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児科学
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

大原 信一郎  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (00566846)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード紫斑病性腎炎 / 小児
研究成果の概要

紫斑病性腎炎(HSPN)の発症進展には、IgA腎症と同様に糖鎖不全IgA1の関与が示唆されている。HSPNに関する疫学的臨床的および病理組織学的検討を行い、紫斑病性腎炎の臨床像とその発症病態を明らかにすることを目的とした。発症および増悪進展に関する免疫担当細胞の役割、それらに対する免疫調整薬の治療効果の評価を行った。抗原刺激により活性化されたT細胞やB細胞により産生されたIgA1糖鎖不全免疫複合体が糸球体に沈着し、糸球体障害を進展することが推察された。腎障害進展を制御するために、これらの免疫応答を制御することが必要であり、ステロイド薬や免疫調整薬の併用が重要であることが示唆された。

自由記述の分野

腎臓病学

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公開日: 2018-03-22  

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