研究課題/領域番号 |
15K19652
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
岩谷 壮太 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (00741430)
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連携研究者 |
中村 肇 神戸大学, 大学院医学研究科・内科系講座小児科学分野, 名誉教授 (40030978)
森岡 一朗 神戸大学, 大学院医学研究科・内科系講座こども急性疾患学, 特命教授 (80437467)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | unconjugated bilirubin / unbound bilirubin / measurement method / fluorescent protein / UnaG |
研究成果の概要 |
核黄疸の原因は新生児期の重篤な高ビリルビン血症であるが、血清中の非抱合型ビリルビン(iDB)、特にアルブミンと結合していないアンバウンドビリルビン(UB)がその発症と関連する。しかし、現在までiDBおよびUBの標準的測定法は確立されていなかった。本研究では、ニホンウナギ由来の蛍光蛋白質を用いることで、血清1μLレベルの微量検体からiDBを直接測定できる方法を確立した。本測定法は、臨床現場でしばしば経験する光線療法や高DB血症、採血手技の際に問題となる溶血によって影響されないことを実証した。くわえて現在までに、新たなUB測定法も考案しているところである(特願PCT/JP2015/074542)。
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自由記述の分野 |
新生児
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