研究課題
若手研究(B)
免疫とは、ウイルスや細菌などの外敵から自分を守るしくみである。しかし、免疫がひとたび異常になると、自分の細胞を攻撃するようになってしまう。この現象は自己免疫と呼ばれている。水疱性類天疱瘡は、皮膚の接着因子に対する自己免疫によって、全身の皮膚に水ぶくれができてしまう疾患である。本研究では、皮膚に対する抗体を皮膚細胞に投与した際、どのような変化が起きるかを網羅的に解析した。結果として、細胞内輸送に関わる分子が増加していることがわかった。
皮膚科学