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2017 年度 研究成果報告書

乾癬、皮膚炎症、皮膚発癌、及び白内障におけるPLCε-PKCμ経路の役割解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19689
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 皮膚科学
研究機関東北医科薬科大学 (2016-2017)
神戸大学 (2015)

研究代表者

坂口 正展  東北医科薬科大学, 医学部, 講師 (30622881)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードPLCε / プロテインキナーゼC / 皮膚炎症 / 乾癬
研究成果の概要

PLCεを皮膚角化細胞特異的に強発現するトランスジェニックマウスを作成したところ、同マウスの皮膚には鱗屑、表皮肥厚、不全角化、好中球の表皮内浸潤など尋常性乾癬に類似した臨床的・組織学的変化が生じることを見いだした。In vitro でPLCεがプロテインキナーゼCのμ分子種(PKCμ)を活性化させることを確認した後、PKCμを皮膚角化細胞特異的に強発現するトランスジェニックマウスを作成したが、同マウスの皮膚には尋常性乾癬に類似した変化が生じなかった。これらの結果から、角化細胞内PLCε過剰発現は尋常性乾癬様の皮膚変化を起こすが、この時PLCεの作用はPKCμを介さないと考えられた。

自由記述の分野

乾癬

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公開日: 2019-03-29  

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