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2016 年度 研究成果報告書

間葉系細胞による微細環境制御を活用したヒト毛包再生促進技術の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19703
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 皮膚科学
研究機関杏林大学

研究代表者

木下 美咲  杏林大学, 医学部, 専攻医 (40594594)

研究協力者 大山 学  杏林大学, 医学部, 教授 (10255424)
塚島 明希  杏林大学, 医学部, 実験助手
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード毛包再生 / 毛包新生 / 線維芽細胞 / 毛乳頭細胞 / FGF / WNTシグナル
研究成果の概要

毛包の再生にはその周囲の環境が重要と考えられている。本研究ではその環境を制御することでヒト毛包再生に有利な条件の確立を試みた。まず、毛包の再生にとって重要なWNTシグナル経路の刺激をヒトの毛包周囲から分離・培養した線維芽細胞に与えると、細胞増殖因子であるFGFファミリーのうちFGF9の上昇やFGF7の低下といった変化が毛包を構成する細胞に作用し毛包の再生に有利な条件をつくり出すことがわかった。ヌードマウスを用いた毛包再生実験ではFGF9を加えることで毛包の再生が促進され、毛包のサイズや数が増えた。本研究の結果は、ヒトの毛包再生技術の確立の一助となりうると考えられた。

自由記述の分野

毛髪疾患

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公開日: 2018-03-22  

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