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2017 年度 研究成果報告書

抗ラミニン332抗体が生ずる皮膚基底膜脆弱性の機序解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19706
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 皮膚科学
研究機関久留米大学

研究代表者

古賀 浩嗣  久留米大学, 医学部, 助教 (40461412)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード粘膜類天疱瘡 / ラミニン332 / 自己抗体 / 細胞接着
研究成果の概要

粘膜類天疱瘡患者血中で検出される抗ラミニン332 抗体の水疱形成機序を解明するために、患者由来抗ラミニン332抗体存在下のヒト皮膚凍結切片組織、表皮細胞株であるHaCaT細胞の接着能を評価した。ヒト皮膚凍結切片では水疱形成はみられなかったが、HaCaT細胞は抗体存在下に培養プレート上での細胞接着が障害された。一方でラミニン332の細胞での蛋白量は減少しておらず、この事からラミニン332抗体による細胞接着の障害にはラミニン332蛋白分解による蛋白減少によるものではなく、抗体による直接的な細胞接着障害も関与している可能性が示唆された。

自由記述の分野

皮膚科

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公開日: 2019-03-29  

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