研究課題
若手研究(B)
本研究では統合失調症の早期段階におけるミスマッチ陰性電位と神経オシレーションについて調べた。本研究により、統合失調症の早期段階においてミスマッチ陰性電位は進行性に減衰しないこと、社会的機能や認知機能と関連すること、グルタミン酸血中濃度と関連すること、神経オシレーション間相互作用に違いを認めることが明らかになった。本研究の結果は、ミスマッチ陰性電位および神経オシレーション間相互作用が統合失調症の早期段階においける有用なバイオマーカーであることを示唆する。
精神医学