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2016 年度 研究成果報告書

光療法は神経新生を促進するか?:FDG-PET研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19737
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 精神神経科学
研究機関大分大学

研究代表者

河野 健太郎  大分大学, 医学部, 客員研究員 (30555181)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード高照度光療法 / 神経新生 / FDG-PET
研究成果の概要

今回の研究では、FDG-PETによる脳代謝の測定のみならず、MRIのよる形態画像を用いて神経新生の直接的な指標になることを試みた。高照度光照射を行う群と低照度光照射を行う群に無作為に割り付け、FDG-PETやMRIを用いて両群間で比較した。その結果、FDG-PET では、高照度光照射群でFDGの取り込みが右嗅球で有意に増加しており、これは5日間照射の時の結果と一致した。MRIによる形態画像では、右嗅球の体積も増加しており、この部分における神経新生の促進が推定された。今回の結果からは、4週間の高照度光照射によって右嗅球で神経新生の生じる可能性が示唆されたが、さらに被験者を蓄積する必要がある。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2018-03-22  

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