研究課題
若手研究(B)
ジェネティックニューロパソロジーを様々に展開した。①20例の統合失調症前頭前皮質及び側坐核を用いて、Aktシグナル伝達系分子群のタンパク発現量を測定し遺伝子多型との関連を解析した。②上記①に双極性障害死後脳6例を加え、同領域におけるDARPP-32及びCaNのタンパク質定量を行い、ドパミン関連分子の遺 伝子多型55 SNPsとの関連を解析した。③DRD2における-141C ins/del 多型と統合失調症死後脳線条体におけるDARPP-32発現の関連研究を行った。④統合失調症を含む60例の死後脳上側頭回を用いて、微小循環・慢性炎症関連分子群のタンパク発現量を測定し遺伝子多型との関連を解析した。
生物学的精神医学