主な研究成果の概要としては、MR enterocolonographyを用いたクローン病の疾患活動性評価法の指標として、視覚的な5段階に分類した「5-point MR enterocolonography classification」を独自に作成しその有効性を示したこと、補足的は研究成果としては、MR拡散強調画像や、ガドリニウム造影剤による増強効果、MRIの高速撮像を繰り返して得られる画像(cine MRI)による腸管の蠕動運動といった様々なMR撮像法・評価法について、クローン病の正診率向上における実行可能性と有用性がバルーン内視鏡所見を評価基準として示されたこと、が挙げられる。
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