研究課題
若手研究(B)
子宮頸癌にて根治的放射線治療を施行した96症例を対象に予後の解析を行った。2年累積生存・無病生存・局所制御は87.5%・48.2%・80.2%であった。PET-MRIを用いて3次元治療計画を行った患者においては、局所制御、予後ともに良好で、重篤な有害事象も生じなかった。子宮頚癌に対する3次元的な治療計画による画像誘導小線源治療は、効果的で安全な治療であることが示唆された。また、機能画像を用いることにより、さらに効果的な治療が行える可能性も示唆された。
放射線腫瘍学
子宮頚癌に対する3次元的な治療計画による画像誘導小線源治療を行うことにより、効果的な線量投与とリスク臓器への線量軽減を行うことができ、患者の治療効果の向上および副作用の低減につながる可能性が示唆された。