平成27年度と同様に、全身麻酔下に、ヘアレスマウスの背部へ各色(titanium dioxide(白色)、iron oxide yellow(黄色)、iron oxide red(赤色)、iron oxide black(黒色)、carbon black(黒色)、D&C red(赤色)、ultramarine blue #29(青色)、chromium oxide green #7(緑色))の刺青を行い、色の定着を確認後、9.4TのMRI検査を行った。RFパルスの多いTurbo RARE-T2、25回の連続検査にも関わらず、温度上昇は0.2度以内と軽微であり、熱傷を来すことはなかった。 現在のところ、刺青によるMRI検査時の熱傷のリスクは低いと考えられる。
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