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2017 年度 研究成果報告書

胃癌微小環境における脂肪由来幹細胞の機能解析と間質線維化制御への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19876
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関金沢大学

研究代表者

木下 淳  金沢大学, 医学系, 協力研究員 (90584855)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードgastric cancer / ADSC
研究成果の概要

本研究では、胃癌細胞と脂肪由来幹細胞(ADSC)との細胞間相互作用に関する検討を実施した。ヒト大網よりADSCを分離、培養し、CAF(癌関連線維芽細胞)としての機能解析を行った結果、ADSCは癌細胞のEMTを誘導し、xenograftにおいて、間質内の線維化を誘導する事を確認した。胃癌細胞との共培養下において、sphere形成能を亢進させ、stemness関連蛋白の発現が増強し、癌幹細胞性獲得に関与している可能性が考えられた。更にマウス皮下腫瘍モデルにてADSCと胃癌細胞との共投与群では、5-FUの腫瘍縮小効果が抑制され、ADSCが化学療法抵抗性獲得に関与する事が示唆された。

自由記述の分野

胃癌

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公開日: 2019-03-29  

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