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2016 年度 研究成果報告書

ケモカインCXCL9/CXCR3経路に基づく肝臓内NK細胞活性化機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19893
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関広島大学

研究代表者

大平 真裕  広島大学, 病院(医), 病院助教 (30397947)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードNK細胞 / TRAIL / ケモカイン / 肝切除 / 肝癌
研究成果の概要

肝臓内NK細胞は抗腫瘍分子(TRAIL)を発現しているが、肝切除後には減弱する。TRAIL陽性NK細胞は、ケモカインレセプターCXCR3を発現し、CXCL9に対する遊走能を有した。肝臓内マクロファージは、IFN-gamma依存性にCXCL9を産生し、肝切除後には産生が減弱していた。IFN-gammaを誘導するためにPoly I:Cを投与すると、野生型マウスでは肝切除後にTRAIL陽性NK細胞が増加したが、CXCR3不全マウスではTRAIL陽性NK細胞の増加を認めなかった。
これらの結果から、肝臓内TRAIL陽性NK細胞はCXCL9/CXCR3依存性に存在していることが示唆された。

自由記述の分野

肝胆膵移植外科

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公開日: 2018-03-22  

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