研究課題
若手研究(B)
ヒト胆管癌はサンプル採取法の検証が難しかったため、胃癌からのCAF分離に取り組んだ。胃癌腫瘍組織より細胞を分離培養し、継代の後αSMA染色でMyofibroblastであることを確認した。胃癌症例より分離したCAF細胞において6例中3例にてCXCL12の高発現を認めた。CXCL12高発現CAFとCXCR4発現胃癌細胞OACM5.1Cを共培養すると、癌細胞の浸潤能が有意に亢進し、CXCR4 antagonistであるAMD3100を投与すると、その作用は抑制された。
腫瘍免疫学