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2016 年度 研究成果報告書

脳動脈瘤形成・破裂に対する選択的エストロゲン受容体作動薬の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19972
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関徳島大学

研究代表者

多田 恵曜  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 講師 (30547964)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード脳・神経 / 脳神経疾患 / 選択的エストロゲン受容体作動薬 / 脳動脈瘤破裂 / くも膜下出血
研究成果の概要

エストロゲンやエストロゲン受容体作動薬が脳動脈瘤形成および破裂を抑制することを見いだした。しかし、エストロゲン補充療法は子宮体癌や乳癌発生などのリスクがある。選択的エストロゲン受容体作動薬(SERM)は副作用が少ないが、SERMによる脳動脈瘤破裂抑制作用を検討した。雌のラットを用い、高血圧誘導、卵巣摘出、一側脳血管への血行力学的負荷を加えることによって脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血をきたすモデルを確立した。SERMであるバゼドキシフェン酢酸塩を投与すると脳動脈瘤破裂を抑制することを見いだした。さらに、エストロゲン受容体の発現上昇、MMP-9/TIMP-2の低下と関与していることを示した。

自由記述の分野

脳血管障害

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公開日: 2018-03-22  

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