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2016 年度 研究成果報告書

脳内AT2受容体およびHDAC2の相互作用による認知機能への影響

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19974
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関愛媛大学

研究代表者

岩波 純  愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (90624792)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード認知機能 / 血管性認知症 / レニン・アンジオテンシン系 / エピジェネティクス / アンジオテンシンII2型受容体 / ヒストン脱アセチル化酵素2
研究成果の概要

認知機能に脳内ヒストン脱アセチル化酵素2(HDAC2)が関与していることが報告されており、我々はアンジオテンシンII2型受容体(AT2)刺激も認知機能向上に関与していることを報告してきたが、AT2とHDAC2の脳での関わりについては明らかでない。そこで、AT2とHDAC2の認知機能への影響について検討した。HDAC2の発現は野生型マウスに比べAT2KOマウスで増加していた。認知機能は血管性認知症モデルにHDAC阻害剤を投与し検討した。野生型マウスでの改善効果に比べAT2KOでの改善効果が強かったことから、AT2受容体がHDAC2の発現に関与しており、認知機能低下を抑制することが示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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